2025年05月09日

埼玉県感染症発生動向調査による県内医療機関(定点)からの伝染性紅斑の報告数は3月下旬から増加し、第17週(令和7年4月21日から4月27日まで)に、1定点当たり国の定める警報の基準値である2人を超えました。
感染したことのない女性が妊娠中に伝染性紅斑に感染した場合、胎児にも感染し、流産のリスクとなる可能性もありますので、注意しましょう。

【伝染性紅斑(りんご病)とは】
伝染性紅斑は、両頬に現れる境界鮮明な紅い発疹を特徴とするヒトパルボウイルスB19を原因とする感染症です。りんごのように頬が赤くなることから、「りんご(ほっぺ)病」ともよばれます。症状としては、微熱や風邪等が、大人では、頭痛や関節症等があらわれます。
感染経路は、飛沫感染と接触感染のため、マスクの着用や咳エチケット(せきがでる時は、手やハンカチで口や手を押さえる)、外出後の手洗いを徹底し、感染予防に努めましょう。

詳しくは、埼玉県のホームページをご確認ください
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